お知らせ

“退院後もリハビリを継続したい”“後遺症をあきらめたくない”
脳卒中患者をはじめとする“リハビリ難民”の要望に応えるパーソナルリハビリ施設
「脳梗塞リハビリセンター神戸」を開設
兵庫県初進出、神戸三宮駅・元町駅から徒歩5分の立地

2019年7月23日

医療情報専門サイト「m3.com」等を運営するエムスリーグループのひとつで、リハビリおよびヘルスケア事業を展開する株式会社ワイズ（本社：東京都港区、以下ワイズ）は、国家資格を保有する専門家（理学療法士：PT、作業療法士:OT、言語聴覚士：ST、鍼灸師）のメンテナンスによる脳卒中の後遺症改善に特化したパーソナルリハビリ施設「脳梗塞リハビリセンター神戸」を開設しました。

脳血管疾患に関する現状

脳血管疾患の患者を取り巻く環境は大きく変化しています。脳梗塞や脳出血などの脳血管疾患の死亡率は、医療技術の進歩により年々減少しています。一方、脳血管疾患を発症する人は毎年20〜30万人おり、退院後にリハビリを必要とする患者も増加することが見込まれています。

退院後の患者を取り巻く環境

2006年4月の診療報酬改定により、発症後の手術や初期のリハビリを兼ねた入院は最大180日まで（平均100日以下）に制限されてしまいました。生活に必要な食事・トイレ・入浴などの日常生活動作（ADL）ができることを目標にしたリハビリを行っただけで、退院してしまう方が増えています。
また、退院後に公的社会保障制度（医療（健康）保険や介護保険）の適用範囲内で受けられるリハビリは、頻度が限定されたり、汎用的なリハビリ内容に制限されるなど、改善や社会復帰に向けた十分なリハビリを受けることができない“リハビリ難民”が増え続けています。
他にも、本年4月からは、要介護被保険者は退院後に、介護保険適用内でのリハビリのみに限定される（医療（健康）保険が適用される病院外来によるリハビリが受けられなくなった）など、取り巻く環境は大きく変化しています。

「脳梗塞リハビリセンター神戸」開設の背景

今回開設する神戸センターは、本年2月に開設した大阪センターに次ぎ、関西圏で2店舗目となります（全国の「脳梗塞リハビリセンター」では17店舗目）。大阪センターは多くの方に好評をいただき、大阪府内だけでなく近隣の兵庫県や京都府からも利用いただいております。関西における拠点を増やし、より地域に密着してサービス展開して参ります。今回の神戸センターは、月間で最大60名の利用が可能。立上げ当初は単月20名の利用を目指します。

「脳梗塞リハビリセンター」の特長

脳卒中の後遺症を徹底的に改善することを目的に、症状の違いや生活背景、体力レベル、求める生活のあり方や人生の目標など、個人の状況合わせて保険外サービスとして提供する完全マンツーマンのパーソナルリハビリです。 脳卒中によって起きる症状は、損傷部位が同じでも人によって異なります。施術の際には、身体の感じ方や動き方を本人と確認しながら、改善を目指します。

＜プログラムの詳細＞

• ●1回2時間程度の通所リハビリと、担当セラピストが設定する自宅での自主リハビリ
• ●60日間のリハビリを基本プランとした専門家（PT・OT・ST・鍼灸師）によるマンツーマンでの施術
• ●延べ60,000回以上のノウハウを指標にした123項目からなる独自の評価メソッド。その評価メソッドをもとに、個々の目標達成具合を管理するプログラム
• ●VRや歩行支援ロボットを活用した最先端のリハビリ機材の導入（現在、赤坂と大阪の2拠点で導入）

基本プラン（60日間改善リハビリ）の1回2時間の施設リハビリ内容例

※ご利用者様の後遺症の状況や目標によって時間・内容は変動する場合があります。

脳梗塞リハビリセンター神戸 施設概要

基本プラン（60日間改善リハビリ）イメージ