2021年9月24日
株式会社ポラリス(兵庫県宝塚市、代表取締役:森剛士 以下、ポラリス)と株式会社ワイズ(東京都港区、代表取締役会長兼 CEO 早見泰弘 以下、ワイズ)、株式会社ロイヤルホテル(大阪市北区、代表取締役社長:䕃山秀一 以下、ロイヤルホテル)は、ロイヤルホテルが運営するリーガロイヤルホテル内で、2021年10月1日(金)より、外出自粛により低下したADLや身体の機能改善を目指す高齢者や要介護者向けの「ホテルリハビリ」サービスを提供開始します。
10月1日に、自費型の自立支援施設「ポラリス ステイPremium」をリーガロイヤルホテル内に開設します。2019年2月には、ワイズが運営する脳卒中の後遺症改善に特化した自費型パーソナルリハビリ施設「Y's ヘルスケアラボ 脳梗塞リハビリセンター大阪」も同ホテル内に開設しており、この度3社がもつ特長を活かし、低下したADLや身体の機能改善を目指す「ホテルリハビリ」サービスを提供することになりました。
※ADL:日常生活動作のこと。日常生活を送るために最低限必要な移乗、移動、食事、更衣等のことをさす。
今回提供するサービスでは、ホテルに滞在しながら快適な環境で集中的にリハビリを行うことで、ストレスのないリハビリ通所を実現しながら、一人ひとりに合ったオーダーメードのリハビリプランを提供します。
2泊3日のホテルステイとリハビリプランを体験できる体験プランでは、「ポラリス
ステイPremium」での【医師による事前事後カウンセリングとリハビリ(計約4時間)】と「Y's
ヘルスケアラボ 脳梗塞リハビリセンター大阪」の鍼灸+理学療法士によるリハビリ(計2時間×3回)の体験が可能です。
また、長期滞在型で集中的なリハビリができるベーシックプランでは、2時間×週5日の「歩行に特化」したリハビリと、2時間×週4日の「手足・生活動作の機能改善に特化」したリハビリを1か月に渡って体験できます。
また、介護スタッフが24時間体制でサポートするオプションもご用意。ホテルステイが組み合わさった本プランだからこそ実現できる手厚いサービスを提供します。
客室には、ホテルならではの機能的な設備やアメニティのほか、24時間のフロントサービスや数多くのレストランや付帯施設などを備え、大阪・中之島を拠点に長期間でも快適にお過ごしいただけます。
本年8月、40代~80代以上の怪我や病気の後遺症、または老化による身体の衰えからリハビリを必要とする人々、およびその家族計898名に対して調査を行いました。
2020年4月の新型コロナウィルスの感染拡大による緊急事態宣言解除後に、2020年3月以前に比べて、85.2%が「外出が減った」 とし、72.2%が「リハビリ通所頻度が減った・休止した」と回答しました。それに伴い32.4%が 「日常生活動作(ADL)」が低下したと回答。悪化した項目は歩行(32.2%)、階段の昇降(19.6%)が上位となりました。コロナ禍の外出自粛が、リハビリを必要とする人の身体機能の低下につながっている状況が顕著となりました。
また、コロナ禍におけるリハビリ通所に関しては38%が「コロナが怖くて迷う」、「待合室の混雑が懸念」といった理由から「自粛すべき/自粛を検討すべき」と回答。新型コロナウィルスの感染拡大によって、身体状況の回復・維持のために有効なリハビリに通いにくい状況が生まれていることがわかりました。
この状況から、コロナ禍においても感染予防対策が整っている状況で安心してリハビリが受けられるサービスの提供が必要不可欠だと考え、新たなサービスを企画・提供することとなりました。
※その他の調査結果詳細は次頁をご参照ください。
販売開始 | 2021年10月1日(金) |
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日数 | 3日間(2泊付き) |
プログラム内容 |
<リハビリプログラム(以下、一例)> ‐ 初日:到着後、リハビリ2施設での事前カウンセリング ①ポラリス:ADL情報や疾患状況、体力測定の結果からニーズと課題を抽出します。また、歩けるようになったらやりたい事をお聞きして一緒に目標を設定します。 ②ワイズ:臨床経験豊富なセラピスト(理学療法士・作業療法士)が、お悩みや実際のお身体の状態から得た情報をもとに、後遺症が起きている仕組みや、状態を改善するための道筋を洗い出します。 ‐ 2日目:2施設でのリハビリ体験 ① ポラリス:神経・筋肉を活性化するパワーリハビリテーションと、安全装置付きトレッドミルによる歩行訓練など 2時間 ② ワイズ:鍼灸1時間+理学療法士(または作業療法士)によるリハビリ1時間 ‐ 3日目:チェックアウト後、2施設の終了時カウンセリング ①ポラリス:予後予測と改善プランのご提案と、オプションサービス等をご説明いたします ②ワイズ:独自の評価シートを用いて「いつまでに(期間)」「どこまで(改善レベル)」改善するかについて短期・中期・長期での見込みをお伝えします。 ※脳梗塞リハビリセンターは事前・終了時カウンセリングの際も鍼灸・リハビリを実施します。 |
料金 |
税込110,000円~ ※宿泊費(1室2名様、2泊)・諸税・サービス料・朝食を含む ※リハビリルームにアクセスがしやすい同フロアのツインルームの場合のご料金です。 お部屋のグレードアップは別途ご相談ください。 |
お部屋タイプ | スタンダードツイン(27.4㎡) |
販売開始 | 2021年10月1日(金) |
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日数 | 1か月(30泊付き) |
プログラム内容 |
<リハビリプログラム(以下、一例)> ‐ ポラリス:1回2時間×週5日の歩行に特化したリハビリ 神経・筋肉を活性化するパワーリハビリテーションと、安全装置付きトレッドミルによる歩行訓練に加え、近隣観光もトレーニングに組み込んだ完全オーダーメイドプログラム ‐ ワイズ:1日2時間×週4日の手足・生活動作の機能改善を目指すリハビリオリジナル評価メソッドで改善目標までのステップを明確にします。コンディションを整える鍼灸と、リハビリの専門家である理学療法士・作業療法士によるパーソナルリハビリ。 |
料金 |
税込1,960,000円~ ※宿泊費(1室2名様、30泊)・諸税・サービス料・朝食を含む ※リハビリルームにアクセスがしやすい同フロアのツインルームの場合のご料金です。お部屋のグレードアップは別途ご相談ください。 ※介護オプションご希望の方はご相談ください。 |
お部屋タイプ | スタンダードツイン(27.4㎡) |
お問合せ | 0120-599-108(ホテルリハビリ 総合案内) ※または、各社HPをご参照ください。 |
1.2020年4月の新型コロナウィルスの感染拡大による緊急事態宣言解除後に、2020年3月以前に比べて「外出頻度が減った」が85.2%(選択回答/n=898)
外出頻度が
2.2020年4月の新型コロナウィルスの感染拡大による緊急事態宣言解除後に、2020年3月以前に比べて「リハビリ通所頻度が減った・休止した」が72.2%(選択回答/n=898)
リハビリ通所頻度が
3.2020年3月時点(コロナ禍直前)と比べてADL(日常生活動作)の低下を感じている人が32.4%(選択回答/n=898)
2020年3月時点(コロナ禍直前)と比べてADL(日常生活動作)の低下を感じている
4.特に悪化した項目は歩行(32.2%)、階段の昇降(19.6%)(複数回答/N=898)
5.リハビリ通所は不要不急の外出として「自粛を検討すべき/すべき」が38.0%(選択回答/n=898)
■「自粛を検討すべき/すべき」理由
「コロナが怖くて迷う」、「待合室の混雑が懸念」
「体力低下しない程度に/密回避のため回数を減らす」
■「自粛するべきではない」理由
「筋力が落ち動けなくなる/身体状況が悪化する/
リハビリは日常生活営む上で不可欠」「感染予防対策が整っている」
「ポラリスで"人生を歩く"」をコンセプトとし、高齢者が住み慣れた家でいつまでも元気に暮らしていただけるよう、歩行に特化した自立支援型デイサービスを全国で展開しています。
日常生活でもっとも重要となる「歩行」を中心に、車いすから自分の足で歩けるように独自開発された歩行改善プログラムを提供しています。
また、水分や栄養などの基本的な要素をケアしながら、高齢者の意欲、モチベーションを向上に取り組んでいます。
医療情報専門サイト「m3.com」等を運営するエムスリーグループのひとつで、リハビリおよびヘルスケア事業を全国で展開。2019年2月21日(木)に、脳卒中の後遺症改善に特化したパーソナルリハビリ施設「Y's
ヘルスケアラボ 脳梗塞リハビリセンター大阪」を大阪・中之島のリーガロイヤルホテルに開設しました。
「脳梗塞リハビリセンター」は機能回復途上で病院を出ざるを得なかった「リハビリ難民」問題に悩む患者へ、機能回復へ向けた保険適用外の「自費リハビリ」を提供する機能回復訓練施設で、全国に20施設を展開しています。
【本件に関するお問合せ先】
株式会社ワイズ 担当:井堂(いどう)
TEL:03-5542-0785 Mail:info@medirom-rehab-solutions.co.jp
〒107-0052
東京都港区赤坂 2-12-10 HF溜池ビルディング1階 https://medirom-rehab-solutions.co.jp/