お知らせ

脳梗塞リハビリセンターが医師監修の新サービスを提供
医師によるオンラインカウンセリング+r-TMS+リハビリ

2022年3月1日

医療情報専門サイト「m3.com」等を運営するエムスリーグループのひとつで、生活期の後遺症改善をサポートする自費リハビリ施設『脳梗塞リハビリセンター』運営の株式会社ワイズ(本社:東京都港区、代表取締役会長兼CEO:早見泰弘)は、ニューロテックメディカル株式会社 代表取締役 貴宝院永稔(医師)監修のもと、医師によるオンラインカウンセリングとr-TMS(経頭蓋的磁器刺激: Repetitive Transcranial Magnetic Stimulation ※詳細後述) とリハビリを組み合わせた新サービスを2022年3月1日より、東京都港区赤坂の脳梗塞リハビリセンターPREMIUMにて、提供開始いたします。

■ プラン概要: r-TMS×リハビリプラン(5日間)

 自費リハビリ施設としては初めて磁気で脳を刺激するr-TMS機器を導入致します。リハビリ専門医である医師による問診と管理のもとr-TMSを実施し、理学療法士によるリハビリを併用して提供いたします。基本的に、連続する5日間で実施します。


<流れ>
r-TMS×リハビリプラン

<費用>
コース 価格 内容
r-TMS
×
リハビリプラン
8回コース
¥204,600-
● r-TMS 5回(1日1回)
● リハビリ 8回(初日と最終日は1回、2・3・4日目は午前午後で2回行うプランです)
5回コース
¥148,500-
● r-TMS  5回(1日1回)
● リハビリ  5回(1日1回)
r-TMSプラン ¥55,000- ● r-TMS  5回(1日1回) ※リハビリと併用することをおすすめいたします

■ 予約方法

完全予約制、お電話にて受付 ⇨ 03-5545-5468 受付時間9:00~18:00(月~土)
※✉ info@medirom-rehab-solutions.co.jp

■実施場所

脳梗塞リハビリセンターPREMIUM : 東京都港区赤坂2-12-10 HF溜池ビルディング1F

監修医師: 貴宝院 永稔(きほういん ながとし) 

医療法人慶春会 東京銀座福永クリニック 院長
医療法人慶春会 福永記念診療所 部長
医療法人交和会 リブラささしまメディカルクリニック 部長
ニューロテックメディカル株式会社 代表取締役

 経頭蓋的磁気刺激は、頭皮から脳に磁気刺激を当てることで、脳から送られる電気信号を流れやすくすることが出来ます。頭に装置を当てるだけなので痛みも伴いません。当初は医療機関内だけでの利用に限定されていましたが、この度、医療機関オンライン管理下での利用が可能となり、みなさまにもより利便性高く利用して貰いやすく出来ました。リハビリ前のプレコンディショニングとして、ご利用を検討頂ければと考えています。

貴宝院 永稔

■ r-TMSとは

 r-TMSでは、電磁コイルを用いて、大脳局所を磁気刺激します。磁気刺激を加えることによって、損なわれた神経機能の代償が促されると考えられています。現在、各分野において様々な有効例が報告されており、欧州のガイドラインでは、疼痛治療としての高頻度r-TMSがレベルAとして治療が推奨されています。2014年にClinical Neurophysiology誌に発表された「r-TMSの治療的適用についてのガイドライン」においては、慢性期の脳卒中後片麻痺に対する健側大脳への低頻度r-TMSがレベルAで推奨されています。日本でも、脳損傷、脊髄損傷、パーキンソン病、慢性疼痛、その他神経疾患の患者様の後遺症改善に対して、臨床研究が進められています(脳卒中ガイドライン2021:推奨度B~C)。 脳卒中や脊髄損傷、パーキンソン病、慢性疼痛、アルツハイマー病、その他神経疾患の患者様の運動機能障害、痺れや痛みに対して、医師の管理の下、医療機関内やリハビリ施設内(オンライン遠隔管理になります)でr-TMSが実施できます。しかし、現状まだ確立した治療では無く研究段階の治療であり自費治療になります。それらを心配される方は、他治療の選択をおすすめします。

■ どんな施術か

 頭皮から磁気を当て、動作のために脳から送られる電気信号を流れやすくする施術です。損傷部の血流を増やし働きを活性化させる、リハビリ前のプレコンディショニングとして行います。施術は、頭に装置を当てるだけなので痛みも伴いません。当施設では、iTBS(間欠的シータバースト刺激法:Intermittent Theta Burst Stimulation)を実施しています。8 の字コイルを用い渦電流にて脳損傷部周辺を磁気刺激することが可能です。 一般的なr-TMS では4 秒の間に40 回(10Hz)規則正しく刺激し、26 秒休止する30 秒を1 サイクルとして75 サイクル繰り返します。一方、iTBS では2 秒の間に30 回【50Hz×3 連続(0.02 秒間×3)の超高頻度刺激を10 回】行います。超高頻度刺激を2 秒間、休止を8 秒間の計10 秒を1 サイクルとして、60 サイクル(約10 分間)繰り返す方法で行うことで、より高い効果が期待できます。

r-TMS

r-TMS×リハビリプラン

■ 留意点

<禁忌>
全身状態が落ち着いていない(活動性の急性期病変を有する)/てんかん発作、心疾患、痙攣などの発生する危険性が高い/半年の間にけいれん発作の既往がある/心臓ペースメーカー、シャント留置、人工内耳、脳動脈瘤クリップ・コイルなどの磁性体クリップ、埋込み型除細動器、埋込み型神経刺激装置(深部脳刺激・迷走神経刺激などの刺激装置)金属製インプラント等 刺激部位に近接する金属を有する・装着している/妊婦、月経中の女性/その他(医師の診察により不適と診断された場合)

<副作用>
頭皮痛・刺激痛・顔のけいれん・不快感・頭痛などが主な副作用として挙げられます。ほとんどが刺激中に限定した副作用で、刺激強度を慣れるまで下げることで軽減されます。中にはまれに刺激が終わってからも違和感・頭痛が残存することがあります。そのような場合は、次回問診時に医師までお伝えください。

ホームページ
https://noureha.com/rtms

【本件に関するお問合せ先】
株式会社ワイズ 担当:井堂(いどう)
TEL:03-5542-0785 Mail:info@medirom-rehab-solutions.co.jp
〒107-0052 東京都港区赤坂 2-12-10 HF溜池ビルディング1階 https://medirom-rehab-solutions.co.jp/

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