2022年11月7日(月)
ファイテン株式会社(本社:京都府京都市、代表取締役社長:平田好宏、以下ファイテン)と、医療情報専門サイト「m3.com」等を運営するエムスリーグループのひとつで、自費リハビリ施設「脳梗塞リハビリセンター」を展開する株式会社ワイズ(本社:東京都港区、代表取締役会長兼CEO:早見泰弘、以下ワイズ)の研究提携第2弾として実施していた「機能回復におけるファイテン光技術の有効性の検証実験」を終了しました。脳卒中の後遺症による片麻痺がある方々20名のリハビリ時にファイテン光技術を用い、麻痺側の筋緊張の変化による動作の効率性の改善やその自覚、継続利用意向などに関する調査(被験者20名への記述式及びリハビリ担当療法士5名への聞き取り式)を行いました。リハビリを担当した療法士は如実な変化を認め、施術を受けた本人は7割が変化を自覚しました(図1参照)。変化の内容としては、利用者「軽くなった、動きやすい」、療法士「照射した筋の筋緊張の低下、特定の動作の効率性向上」など半数以上で動きやすさに関する回答を認めました。
■目的:脳血管疾患後遺症者へのリハビリにファイテン光技術を利用して効率性を改善
⇒ 先のファイテンテープでの検証(https://medirom-rehab-solutions.co.jp/news/20220603.html)から、生活期の脳血管疾患後遺症者に認める筋緊張亢進を抑えることで、関節運動や日常生活動作の改善が認められた。今回、その効率性を改善する目的でファイテン光技術をリハビリ施術と自主トレに利用し、セルフケアを含めた効率的な利用方法について明らかにする。
■方法:リハビリ施術時に、利用者の動作習得の希望に基づいて、理学療法士や作業療法士が必要性を認めた身体部位にファイテン光技術を利用して、使用前後での機能評価と利用者の自覚に認める変化を観察する。
※実施頻度:週2回、連続5回
<実施センター> | 脳梗塞リハビリセンター(池袋、大阪、神戸、名古屋) |
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<被験者> |
・各センターご利用者(脳卒中による後遺症で片麻痺がある)20名への介入後のアンケート調査を実施 ・リハビリを担当する理学療法士・作業療法士 計5名に対して、介入後の半構造化面接を実施 |
<実施期間> | 2022年9月26日~2022年10月19日 |
「健光浴®」とは、ファイテンが開発した光技術のことで、近赤外線をはじめとする複数の波長を組み合わせたものです。この「健光浴®」は、ファイテンショップの人気健康機器「アクアチタン浴カプセル」、「アクアチタン浴 egg」などにも採用されており、PRL ユニットから放射される「健光浴®」の光がシャワーのように降りそそぎ、リラックスをサポートします。
▶ 療法士:機器使用により、ご利用者様の100%に変化を引き出すことができた。動作を直接妨げる筋の緊張を下げるために利用。照射部位は全身に広げたが、主に肩甲帯と前腕
▶ 利用者: 70%が改善を自覚。
▶ 変化を感じた利用者のうち85.7%が事前説明通りか、驚きをもって改善を受け止めた。半数以上で照射した身体部位が軽くなった、力が抜けたとの自覚を得た
▶ 改善を得ると100%が今後のリハビリへの使用を希望。
▶ 85%がセルフケアへの利用を希望。
会社名: | ファイテン株式会社(URL:https://www.phiten.com/) |
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所在地: | 京都府京都市中京区烏丸通錦小路角手洗水町678番地 |
設立: | 1983年10月4日 |
代表者名: | 代表取締役 平田好宏 |
事業内容: | 化粧品・医薬部外品・医療機器の製造・販売、スポーツ関連商品・健康食品・健康グッズ等の製造・販売、不動産事業 |
会社名: | 株式会社ワイズ(URL:https://medirom-rehab-solutions.co.jp/) |
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所在地: | 東京都港区赤坂1丁目11番44号 赤坂インターシティ10階 |
設立: | 2014年2月4日 |
代表者名: | 代表取締役会長兼CEO 早見泰弘 |
事業内容: | リハビリ事業-脳血管障害特化型リハビリ施設『脳梗塞リハビリセンター』運営 BtoB事業-リハビリ製品開発コンサルティング、リハビリ施設コンサルティング、デジタルコンテンツサービス、リハビリ研修サービス |
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